農業用ドローンの資格・認定の取り方

更新日:2026年9月25日

このページで分かること

スクールごとの詳しい比較は「農業用ドローンスクールの比較」にまとめています。

資格は、機種を決めてから選びます(STEP4→5)。まだ機種を決めていない方は、先に「価格比較」で機種の見当をつけてからこのページに戻ってください。

先に、結論だけお伝えします
国が定める資格(二等無人航空機操縦士など)は、農業用ドローンを飛ばすために必須ではありません。ただし、資格があると特定飛行(農薬散布など)の許可・承認手続きの一部が簡単になります。一方で、農薬散布については、多くのメーカーが独自の操縦技能認定を実質的な前提にしています(法律上の義務ではなく、各社の運用ルールです)。つまり「国の資格は任意、メーカーの認定は事実上必要になることが多い」というのが実態です。

資格・認定の種類

1. 国が定める資格(二等・一等無人航空機操縦士)

国土交通省が定める無人航空機の技能証明制度です。この資格がなくても農業用ドローンを飛ばすこと自体はできます。資格があると、農薬散布のような「特定飛行」を行う際の許可・承認手続きの一部が簡略化される、という位置づけです(義務ではありません)。機体は、屋外で飛行させる場合は100g以上のものはすべて国への機体登録が必要です。

2. メーカー・団体ごとの技能認定

農薬散布に使う機体では、購入先・スクールで次のような認定を発行しているケースが確認できました。どの認定を取るべきかは、使いたい機体のメーカーによって決まることが多いため、機体選びと認定選びはセットで考えるのがおすすめです。

確認できた認定の種類(当サイトのスクール一覧より整理)
認定の種類主な発行・関連団体関連する機体・スクールの例
DJI Agras系の技能認定
(例:農業ドローンオペレーター認定)
農業ドローン協議会(AGRAS農業ドローン協議会)新潟スカイテック、高岡屋ドローンスクール、空撮技研 など
産業用マルチコプターオペレーター技能認定農林水産航空協会丸山製作所、TEAD、埼玉スカイテック など
UTC農業ドローンオペレーター認定UTC農業ドローン協議会株式会社SWIFT
メーカー独自の操縦技量・知識認定NTT e-Drone Technology(自社)AC101/AC102。国家ライセンス取得講習にも対応

表がはみ出す場合は、表の部分だけ横にスクロールできます。

どの認定を、どのスクールで取れるかの一覧は「農業用ドローンスクールの比較」で確認できます。

認定を取るまでの流れ

  1. 1. 使いたい機体(メーカー)を決める認定はメーカー・団体ごとに分かれていることが多いため、先に機体の見当をつけておくとスクール選びがスムーズです。機体の選び方は「選び方ガイド」をご覧ください。
  2. 2. スクールを探して申し込むお住まいの地域、または使いたい機体を扱っているスクールを「スクール比較」から探せます。
  3. 3. 講習を受ける確認できた範囲では、数日間(1日〜5日程度)の実技講習が中心です。
  4. 4. 認定証を受け取る確認できた例では、認定証に有効期限があるスクールもありました(例:空撮技研は有効3年)。有効期限・更新方法はスクールごとに確認してください。
  5. 5. 必要に応じて国の資格(二等無人航空機操縦士など)の取得も検討する必須ではありませんが、将来的に飛行許可の手続きを簡単にしたい場合の選択肢です。

費用の目安(税込を明記)

公開されている受講料の中から、確認できたものを目安として並べます。多くのスクールは受講料を公開していません(非公開の学校は「school-c2.html」で「公開なし(学校に確認)」と表示しています)。

受講料の目安(公開されているもののみ)
コースの種類金額の目安例
機種拡張講習(すでに他の資格を持つ人向け、1日程度)49,500円〜(税込)DPSドローンスクール
経験者向けコース(他資格保有者、2〜4日程度)138,600円〜154,000円(税込)伊賀名張ドローンスクール、NTT e-Drone Technology
初心者向けフルコース(3〜5日程度)193,600円〜251,900円(税込)伊賀名張ドローンスクール、富久山ドローンスクール、NTT e-Drone Technology、高岡屋ドローンスクール
拠点数・日数の幅がある例5日間25万円〜(税抜)セキド

表がはみ出す場合は、表の部分だけ横にスクロールできます。

上記は確認できた金額をそのまま並べたもので、「相場」を計算したものではありません。日数・機体・拠点によって条件が異なるため、金額だけで単純に比べず、スクールごとの条件もあわせてご確認ください。

よくある質問

農業用ドローンを飛ばすのに、国家資格は必要ですか

必須ではありません。ただし、資格があると特定飛行(農薬散布など)の許可・承認手続きの一部が簡単になります。

認定証に有効期限はありますか

スクールによって異なります。確認できた例では、空撮技研の認定証は有効3年でした。他のスクールの有効期限・更新方法は、各校に直接ご確認ください。

複数のメーカーの機体を使いたい場合、認定も複数必要ですか

今回の調査では確認できませんでした(メーカー・団体ごとに認定が分かれている傾向はありますが、断定はできません)。気になる場合は、検討中のスクールに直接お問い合わせください。

受講日数はどれくらいですか

確認できた例では、1日間(機種拡張のみ)から5日間(初心者向けフルコース)まで幅がありました。詳しくは「スクール比較」をご覧ください。

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関連ページ

出典:各スクールの公式サイト(一覧は「スクール比較」参照)、農業ドローン協議会公式サイト、国土交通省 無人航空機の飛行ルール、農林水産省 スマート農業(ドローン)ページ。最終確認日:2026年9月25日。